サッカーユニフォーム
サッカーユニフォームについて
2008年3月5日
世界のサッカー代表ユニフォームの傾向
サッカーの代表チームのユニフォームのモデルチェンジというものは、基本的に2年ごとに行われます。
つまり、4年に1回行われるサッカーW杯の年と、その中間のユーロ開催年に向けてニューモデルが投入されます。
ヨーロッパ以外の国は、各大陸選手権に合わせた時期に新ユニフォームを投入するケースも多く、中には大会ごとに発表するところもあります。
・06ドイツW杯-07年
W杯出場32ヶ国のメーカーシェアは、PUMAが12、NIKEが8、adidasが6、UMBROとlottoが各2、Jomaとmarathonが各1となっています。
adidasがシェアトップの座から初めて滑り落ちてしまいました。
そして、アフリカ5ヶ国を始めとする各大陸を満遍なくサポートしたPUMAが首位になります。
ここでadidasはユナイテッドとリベロの両モデルにおいて、曲線ラインを強調するデザインを続々リリースして、デザインの潮流を作りました。
リベロ、そしてそれに続く形のオノーレのアシンメトリーデザインの採用や、他ブランドでも見られている胸ゼッケンの真ん中から右胸への移行はその影響です。
adidasは、ホームとアウェイの両モデルで別々の異なる汎用モデルを採用する場合が増え、また、NIKEもアウェイモデルについてはオリジナルデザインを採用することが増えました。
PUMAはデザインこそシンプルですが、身頃に各国の国旗、エンブレムの動物、紋様をスカシ風に入れています。
また、PUMAのロゴの肩への配置は、以降KAPPAでも見られます。
・ユーロ08スイス/オーストリア
ユーロ出場16ヶ国のメーカーシェアは、adidasが5、NIKEが5、PUMAが5、UMBROが1です。
3大ブランドがしのぎを削ります。イングランドが出場を逃してしまったUMBROはスウェーデンに賭ける形です。
・ユーロ2000オランダ/ベルギー-01年
ユーロ出場16ヶ国のメーカーシェアは、adidasが8、NIKEが3、UMBROが2、PUMA、KAPPA、hummelが各1です。
adidasが半数を占めましたが、他ブランドの有力国が軒並み出場を逃しました。
adidasは衿付き、他ブランドはVネックという構図が登場します。
・02日韓W杯-03年
W杯出場32ヶ国のメーカーシェアは、adidasが10、NIKEが8、PUMAが4、UMBROが2、KAPPA、hummel、uhlsport、Le coq、Joma、atletica、TENFIELD、marathonが各1です。
3大ブランドのシェアがより高まり、UMBROやlottoなどの伝統メーカーの衰退が感じられた一方、中南米系のブランドも各サプライ国を死守。
NIKEのナショナルカラーの蛍光色化(ナイジェリア、韓国)は賛否両論を呼びます。
ナイジェリアはそのあおりを受けて、胸ゼッケンのカラーの大会中変更を余儀なくされ、PUMAはアフリカネーションズカップにおいて、カメルーン代表にノースリーブモデルを投入して話題を呼びましたが、本大会では規定上により袖が付けられました。
・ユーロ04ポルトガル-05年
ユーロ出場16ヶ国のメーカーシェアは、adidasが5、NIKEとPUMAが各4、UMBROが2、hummelが1となっています。
3大ブランドの寡占化状態は変わりません。
大国のサプライヤーの変更もそれほど見られません。
デザイン面ではシンプル化の反動が徐々に出始めてきて、NIKEによる○囲みゼッケンは当時物議を醸すことになります。
・90年イタリアW杯-91年
W杯出場24ヶ国のメーカーシェアはadidasが15、PUMA・UMBROが各2、以下、lotto、Topper、DIADORA、RAPIDO、Le coqが各1となっています。
衿についてはVネックが13ヶ国で、衿付きが11ヶ国とほぼ半々に分かれました。
最大勢力のadidasもアルゼンチン、ドイツなど10ヶ国がVネックで、オランダなど5ヶ国は衿付きと傾向が分かれました。
・ユーロ92スウェーデン-93年
ユーロ出場8ヶ国のメーカーシェアはadidasが4、UMBROが2、lottoとhummelが各1となっています。
衿についてはadidas4ヶ国がVネックで、他の4ヶ国は衿付きとなっており、Vネックが先端イメージとなります。
なお、この大会より胸ゼッケンが入るようになります(予選ではまだ胸ゼッケンは無し)
・94アメリカW杯-95年
W杯出場24ヶ国のメーカーシェアは、adidasが10、UMBROが4、lottoとDIADORAが各3、Reabok、Mitore、RAPIDO、Shamelが各1となっています。
ブラジル、イタリアなど強豪国のモデルには身頃にエンブレムのプリントが入るのがトレンドでした
・ユーロ96イングランド-97年
ユーロ出場16ヶ国のメーカーシェアは、adidasが5、lottoが3、PUMAとUMBROが各2、NIKE、Reabok、hummel、Olympicが各1です。
イタリアのサッカーユニフォーム支給ブランドとしてNIKEが初の国際大会に進出し、以降急速に攻勢を強めていくことになります。
また、16ヶ国中で衿付きモデルが12ヶ国となり、衿付き全盛となっています。
袖に大会用のパッチが義務づけられたことも、このユーロからです。
・98フランスW杯-99年
W杯出場32ヶ国のメーカーシェアは、adidasとNIKEが各6、PUMAが5、UMBROとReabokが各3、lottoとKAPPAが各2、DIADORA、asics、hummel、ABA、Shamelが各1となっています。
NIKEとPUMAが攻勢を強めて、adidasとの3大シェア争いは激化しました。
日本のW杯初出場と共に国内メーカーのasicsも初出場を果たしたことになります。
強国のデザインはシンプルな傾向ですが、日本、クロアチア、ジャマイカ、南アフリカなどの初出場国は個性が強めなデザインで気を吐きました。
また、本大会用モデルには、全チーム「FIFA WORLD CUP FRANCE 98」という刺繍が入りました。
それと、オランダの99年モデルから、自国と対戦国の2つの国旗が入る傾向も見られます。
スポンサーロゴがないユニフォーム
世界的ビッグクラブのFCバルセロナは創設当初からユニフォームに広告を入れないクラブとして有名でした。
これは実は、バルセロナというクラブはソシオというサポーター組織からの収入、グッズ収入、テレビ放映収入などから運営費がまかなわれているからです。
05年には北京オリンピックの組織委員会よりユニフォームロゴの掲出依頼のオファーを受けたという話もあったそうですが、これは立ち消えとなりました。06-07シーズンより児童福祉活動に対する支援という観点で、ユニセフと無報酬にて5年契約を結ぶことで合意しました。
これによって他クラブのそれとは位置付けがかなり異なるものの、06年9月12日からクラブ史上初の胸部分にロゴを入れたユニフォームを使用しています。
国内サッカーにおける試合後のユニフォーム交換
Jリーグでは何故試合後のユニフォーム交換がないのでしょうか。
これには理由があるようで、年間で支給されるユニフォームの数が決まっているため、禁止される場合があるんだそうです。
過去にレアルマドリードのジャパンツアーのときに、森本貴幸(当時ヴェルディ・現カターニャ)が憧れのロナウドと試合後にユニフォーム交換をしようとしました。
その際、夏用のユニフォームの数が限られていたために記念撮影だけにされてしまったそうです。
ルールで禁止されているわけではありません。しかし、ユニフォームをあげた場合は、多くのチームで年間に支給されるユニフォーム枚数が決められているので、それ以上のユニフォームは自腹になってしまうんです。
それでも、時々サポーター席にユニフォームを放り投げる選手も目にしますし、試合後にロッカールームや選手バス乗り場で交換する選手もいるにはいるようですね。
数年前にピッチ上での話ではありませんが、グランパスのウェズレイとジュビロのグラウがユニフォーム交換しているのを目撃しました。
サッカーユニフォームにエンブレムを付けるには
基本的にはエンブレムは刺繍屋さんにお願いします。
ネットで「刺繍 エンブレム」などのキーワードで検索してみるといろいろなお店のサイトが出て来ると思います。
技術と経験がしっかりした所に頼めば希望通りのエンブレムが出来上がると思います。
お店によっては、デザイン原稿に沿いながら完全オリジナルのエンブレムを作成してくれるところもあります。
自分がデザインしたエンブレムを作ってくれるところもあるようです。
また、有名クラブやナショナルチームが付けているような10種類程度の基本パターンに、チーム名を入れ、オリジナルエンブレムとするところもあります。こちらのほうが安価です。
値段についてはそれほど高額というわけではないので、安心して作成を依頼してください。
サッカーユニフォームの保存方法
保存方法はいくつかあります。
ひとつは、たためるものはたたんでおき、ホームセンターなどでファスナー付きビニールカバーを買ってきて1枚ずつ収納する方法です。 この場合、色移りが考えられる場合には、紙を挟んでおきます。 ビニールカバーは島田包装の洋服カバーポリ袋の紳士用50枚入りをネットで購入するのがおすすめです50枚入りのものだと、送料と振り込み手数料を含めて1枚60円以下という安価で購入できます。両面が透明なので鑑賞もできます。
次に、ハンガーで吊るして、カバーをかける方法。
普段からよく着るものについては、単にハンガーにかけておくだけでもいいと思います。
ハンガーを使う場合は、できるだけ太いもののほうが負担は少なくなるので良いです。
スーツ用などが最適です。直径1cm程度の太さのものを使用するのがおすすめ。
世界の個性的なサッカーユニフォーム
98年W杯前後のメキシコ代表。
最近はプーマがシャツの一部分に各国の象徴といえるものをうっすらと入れていたりしますが、このときのメキシコ代表のものは全身にアステカの神々が刻み込まれています。
次にこれまたメキシコ代表で、90年代に活躍した小さなGKカンポスのユニフォーム。
一人だけ自身でデザインした特注モデルを着ていました。3色以上の蛍光色を組み合わせて、星や稲妻や渦巻きといった奇抜な柄が入り、しかもなんと日替わり。サッカー史上最も派手なユニフォームではないでしょうか。
国内のJ初期のセレッソ大阪。
蛍光ピンクの桜吹雪のシャツに蛍光水色のパンツ。チームとしては、サッカー史上最も派手なユニフォームかもしれません。
94年W杯のアメリカ代表。
ホームが紺色に銀の星、また、アウェイは赤のストライプとまさに星条旗。
98年W杯前後の日韓代表。
それぞれ紅蓮の炎、黒赤の陰陽があしらわれていました。
ナイキ社がアンブロ社の買収
英サッカー用品ブランドである「アンブロ」の大型株主JJBスポーツは、アメリカスポーツ大手であるナイキ社による買収を支持すると明らかにしました。これで、ナイキ社によるアンブロ社買収は、大きく前進することになります。
ナイキ社によるアンブロ社買収は、昨年の10月、両者が5億6600万ドルで同意しました。
そして、JJBスポーツは昨年の12月に、アンブロ社の持ち株20%を売却していたのです。
ただし、10.1%の株を依然として所持する大型株主で、JJBスポーツの合意を得ることが買収交渉には必要不可欠でした。
ナイキによる買収で、JJBの幹部は、株主が最大利益を受けると全面に支持をしています。
英国マンチェスターの郊外に本拠を置くアンブロ社は、サッカーチームのユニフォームなどを手がけていることで有名で、アンブロ社のユニフォームを採用しているプロサッカーチームは、イングランド・プレミアリーグをはじめとして、なんと世界で100以上あります。
ナイキ社は、アンブロ社をコンバースのような感じで、イギリスでの独立したブランドという位置で傘下に置く予定です。
アフリカネーションズカップ出場国のユニフォームメーカー構成
サッカー・アフリカネーションズカップもなかなかの盛り上がりを見せているようです。
この大会に出場している国のユニフォームを支給しているメーカー構成を調べてみました。
調べたのは予選に参加した48ヶ国と開催国のガーナのメーカー構成及び本大会進出数です。
※数字は左が予選出場国数、右が本大会出場国数を表しています。
PUMA(12→8+1)
エジプト、コートジボワール、カメルーン、モロッコ、ボツワナ、チュニジア、ウガンダ、セネガル、アンゴラ、リビア、トーゴ、ナミビア、ガーナ。
AIRNESS(6→3)
ギニア、ガボン、ベナン、マリ、DRコンゴ、コンゴ。
adidas(3→2)
南アフリカ、ナイジェリア、ルワンダ。
NIKE(2→1)
セイシェル、ザンビア。
UMBRO(1→0)
モーリタニア。
uhlsport(1→0)
マダガスカル。
saLLer(1→0)
ガンビア。
Le coq(1→0)
アルジェリア。
LEGEA(1→0)
ジンバブエ。
不明(18→1)
ブルンジ、スーダン、レソト、ニジェール、リベリア、モーリシャス、赤道ギニア、ケニア、エチオピア、タンザニア、シエラレオネ、ブルキナファソ他
これをみると相変わらずPUMAが強いです。本大会出場国でも半数以上となる9ヶ国をサポートしています。
次点はフランス語圈に強いAIRNESS。
アフリカ独特の色使いのバランスがなかなか秀逸です。
aeidasは南アフリカ、ナイジェリア、NIKEはザンビアと長年にわたって支給してきた実力国に賭けています。
不明国は18ヶ国、メーカーロゴすらついていない国もあります。
アディダスのサッカーユニフォーム08’モデル
サッカーユニフォームの08’モデルも続々と発表されていますね。
昨秋にはアディダス社の08年NEWモデルが、ショップに出回り始めました。
昨年11月に公開されたのは、ドイツ代表、アルゼンチン代表の二ヵ国です。
まず、ドイツですが、丸首の左右にはアンブロ社06年モデルを思わせるようなデザイン処理を採用しています。
胸には右側から、黒の太帯と赤黄のアンダーラインという感じの国旗色の帯が走り、それが左胸の協会のエンブレムに繋がっていくデザインとなっています。
そして、次にアルゼンチンですが、こちらはシンプルな丸首に細身のシルエットの組み合わせです。
お馴染みである水白ストライプは若干太くなり、協会のエンブレムをデザインしている透かしが入っています。ドイツ代表とアルゼンチン代表の新モデルの紹介をしてみましたが、全体的な印象では、ナイキ並みのシンプルな基本デザインといった感じ。これまでのアディダスで言うならば、両脇がメッシュになっていた02年のモデルに近いようなシンプルさです。
ベースがシンプルなだけ、オリジナリティを表現できるキャンバスが広いとも言えるでしょう。
Jリーグ各クラブのサッカーユニフォーム支給メーカー(07’)
サッカーJ1・J2のクラブのユニフォームですが、当然、クラブによってメーカーが違います。
Jリーグ創世記こそユニフォームはミズノで統一されていましたが、今やよりどりみどりの状況です。
鹿島アントラーズ:NIKE
浦和レッズ:NIKE
ガンバ大阪:UMBRO
川崎フロンターレ:ASICS
大宮アルディージャ:LOTTO
柏レイソル:UMBRO
ジェフユナイテッド千葉:KAPPA
清水エスパルス:PUMA
柏レイソル:UMBRO
横浜・F・マリノス:ADIDAS
FC東京:ADIDAS
アルビレックス新潟:ADIDAS
横浜FC:HUMMEL
ヴァンフォーレ甲府:UMBRO
ジュビロ磐田:PUMA
サンフレッチェ広島:MIZUNO
名古屋グランパスエイト:LE COQ
大分トリニータ:PUMA
ヴィッセル神戸:ASICS
サンフレッチェ広島:MIZUNO
大分トリニータ:PUMA
では続いてJ2をみてみましょう。
東京ヴェルディ1969:KAPPA
コンサドーレ札幌:KAPPA
京都サンガFC:WACOAL
ベガルタ仙台:ASICS
セレッソ大阪:MIZUNO
モンテディオ山形:PUMA
アビスパ福岡:MIZUNO
水戸ホーリーホック:MITRE
ザスパ草津:PHITEN
湘南ベルマーレ:A-LINE
愛媛FC:DIADORA
徳島ヴォルティス:MIZUNO
サガン鳥栖:UMBRO
全体で一番多いのが国産ミズノとUMBROの4チーム支給となっていますね。
以降、PUMA、ADIDAS、ASICSなどが続く形です。
J2は個性的な顔ぶれで、京都は地元企業のワコールですね。
サッカーJ1新ユニフォーム
昨年11月に早くもサッカー・J1の鹿島アントラーズの新ユニフォームが発表されました。
ナイキ製のこの新ユニフォームは、ホームタウンマークを新たに採用し、「KASHIMA」の文字に代わる形でユニフォームの右袖部分を飾ることになりました。
また、背番号下部にアントラーズとしては初となる選手名を入れることになったようです。
生まれ変わろうとしているアントラーズの象徴として、ユニフォームも斬新に「衣替え」されています。
ファースト、セカンドともチームカラーであるディープレッドと、セカンドカラーであるディープブルーが組み合わされたものとなっています。
元々、赤は茨城の県花であるバラ、青は鹿島灘の海の色から取り入れられたカラーであり、さらに徐々に深みを増していき、現在の色に定着しました。
新ファーストユニフォームですが、ディープレッドとディープブルーの斬新な横縞になっています。
ディープブルーの4本のストライプは、太平洋、利根川、北浦、霞ヶ浦の「水」を表現しているようですね。
水郷筑波国定公園に位置していて、水に非常に恵まれているホームタウンエリアを象徴としていますね。
また、4本のストライプにより分けられた5つのディープレッド部分は鹿嶋、神栖、潮来、鉾田、行方のホームタウンである5つの市の大地を表しているそうです。
全体の印象としてはフラメンゴに似ています。ジーコつながりでしょうか。
サッカー・J1の各クラブも続々と新体制を発表しています。
その中で08年の新ユニフォームも徐々に明らかになってきています。
清水エスパルス、横浜・F・マリノス、FC東京の新ユニフォームについて。
まず、清水エスパルス。
こちらの最大の変更点はアウェー用です。
アウェー用は、エリが欲しい選手の声があったそうで、エリ付きのデザインに変更されています。
これには少し工夫があって、エリを立てると首の後ろ側にエスパルスのロゴが現れるんです。
次にマリノス。
マリノスといえばトリコロールでアディダス3本線、これは永遠かと思っていましたが、そうでもなかったようです。
しかし、ナイキに切り替わることが決定してからもadidasのサイト上ではマリノスとのこれまでの絆を強調していて、今後の復活もあるかもしれません。
最後にFC東京です。
こちらはインパクト充分の新ユニフォームとなっています。
セリエAのジェノアやカリアリのような派手なカラーリングですね。
また、密かな注目点は背中の名前が番号の上にあることでしょうか。
Jリーグでは名前は背番号の下に小さく入ることが多いんです。
サッカーにおける3rdユニフォームとは?
サッカーの試合を観ていると、たまに、選手がホーム用・アウェイ用のどちらでもない別のユニフォームを着てプレーしていることに気づいたりするかもしれません。
実はホーム用でもアウェイ用でもない、「3rdユニフォーム」を持っているクラブもあります。
サッカーの試合においてユニフォームの色あいが敵チームと味方チームで近い場合、ピッチ上での敵味方の判別が困難になるときがあります。
各チームは色合いのまったく異なるホーム用とアウェイ用の二種類のユニフォームを用意しています。
先に述べたようなケースが起きたときにアウェイチームは、アウェイ用のユニフォームを身に着けてそれを回避するわけです。
しかし状況によって明度が近い、あるいは彩度が近いといった理由でアウェイユニフォームであってもその状況を解決できないことも考えられます。
そのようなときのためにさらに色合いが違う第三のユニフォームを用意するチームもあるということです。
3色あれば大丈夫だろう、ということですね。
また、ユニフォーム自体に商業的価値があるビッグクラブなどでは販売目的で3rdユニフォームを製作することも多分に含まれています。
3rdユニフォームは国内リーグにおいてはあまり着用する機会はないようですね。
チャンピオンズリーグ、UEFAカップなどの国際試合のアウェイ戦で着用することが多いようです。
またユニフォームそのものに商業的価値がある大クラブでは販売目的も含まれています。
オーセンティックとレプリカって?
まず、オーセンティック(オーセン)についてですが、これは基本的にはサッカー選手が実際の試合で着用するモデルと同モデルのもののことを指します。
ただし、オーセンティックの定義はメーカーにより若干異なっているので注意が必要ですね。
素材は吸汗速乾性に優れていたり、機能性を重視したものになっていますので往々にして耐久性は低いです。
また、必ずしも選手支給用モデルと同じとは限りませんので、オークションなどにおいて、安易にオーセンティック=選手用と記載されているものはいろいろな意味で注意が必要です。
なお、オーセンティックの同義語でエキップメントと呼ばれることもあります。
一方レプリカですが、これは素材を機能性というよりも耐久性にウエイトをおいた造りになっているものですね。また、インナーを取り除くことで着脱性を高めるなどといった、より汎用性や商品性を高めたものでもあります。 当然、オーセンティックのものよりも値段は安くなっています。
オーセンティックとレプリカ、どちらを買うかは必要に応じて選択します。
サッカーユニフォームを買うならどこのお店が良い?
基本的にはセールを除くとO.K.Aが安定して安いのでおすすめです。
N&N入りならば特にO.K.Aの安さは際立ちますね。
ただしO.K.Aはセールはしませんが、スクデットの利用価値とも言える年一度の全品40%引きや半額セールなど、お店によって稀にセールを行っていることもあり、その場合そちらのほうが安い場合もあります。
たまにN&Nつきのものでさえも、投売りされていることもあります。
ただ、やはり安く買いたいならば、ひたすら足を使ってお店を回るのもいいでしょう。
例えば関東に在住の方なら千葉駅や船橋駅前にあるセリエのセールや上野アメ横のロンドンスポーツ、または吉祥寺駅前のヴィンテージスポーツなどのアウトレットモールのセールなど、B&Dなどサッカーショップ開店セールなども狙い目です。 地方でも加茂やアディダスなどがたまにセールをやっています。
ネット通販では買うことのできないお値打ち品が眠っていることも多々あります。
ネットオークションは悪質な偽物が大量に出回っています。真贋を見極める鑑定眼があれならば安く手に入れることは可能ですが、初心者は手を出さないのが無難でしょう。
ただし、ヤフオクでないと、入手できないようなレアなユニフォームも結構あったりするのは事実です。
オークションにおいて次の記述がある物に関しては偽物と判断してもいいと思います。
「オフィシャルショップ購入ではないです」「精巧な作りです」 「ポリフレックス」「海外並行輸入品」「本物志向の方も満足」。
偽物の出品者が使用する「レプリカ」という言葉にも注意が必要です。
本来、偽物を指す言葉ではないのですが、オークションの偽物出品者にとっては「偽物」と同義です。
それから「正規品」と明記していない商品の出品者には必ず正規品かどうかを確認しましょう。
それで、ごまかしたり答えなかったりする出品者は要注意です。
また、発送元はどこか、ということも重要です。 外国(特にタイ)からの出品は要注意。 日本に持ち込んで売っている者もいます。
あとは、出品者の他の出品物を見てみるのもいいでしょう。
市価からかけ離れている、安価で即決価格付き出品ばかりの場合は要注意です。
サッカー日本代表のユニフォームのエンブレムは何故烏?
このユニフォームの胸にある鳥のマークは日本サッカー協会のシンボルマークです。
モチーフになっている3本足の鳥の名称は「ヤタガラス」で伝説上のカラスだそうです。
古代、神武天皇東征の際に天皇の道案内を「ヤタガラス」がしたという伝説が残っています。
また、三本足のカラスは中国の古典にも「日出づる国のシンボル」とあるとのことで、1931年に日本サッカーの象徴として制定された経緯があります。
このときに図案化されたシンボルマークの三足烏とは、中国の故事によったものと言われていますが、日本においてはこれは紛れもなく「ヤタガラス」であるとされています。
この図案の発案者は、筑波大学の前身の東京高等師範学校の内野台嶺教授だといわれています。
東京高等師範学校は日本のサッカーの草分け的存在でもあり、1878年にサッカーを学校教材としてすでに採用されていました。日本各地にサッカーの普及活動を行ったのもこの学校であり、日本サッカーの歴史そのものといってもいいかもしれません。
1921年、日本サッカー協会の前身となる大日本蹴球協会を設立したのもこの学校の関係者が中心となっていたそうです。
ちなみに内野教授は1906年当時の東京高等師範学校のサッカー部員でした。
サッカー日本代表のユニフォームは何故青色なのか
サッカー日本代表の新ユニフォームが1月24日に、東京都内のホテルにて発表されました。
カラーはこれまでのダークブルーではなくライトブルーに変わっていまが、今回も青を基調としたデザインです。前面にゴールドの縦線が入っています。アウェー用のカラーは白のようです。黄色というかゴールドが入ったことがこれまでとの大きな変更点でしょうか。
この新ユニフォームは公式サプライヤーであるアディダスジャパンが、日本らしい世界に挑戦していくことを表現する「日本魂」をコンセプトにして開発されたそうです。
ワールドカップ・アジア予選などで使用するため、アジアの高温多湿での試合を考慮した造りになっているみたいですね。
具体的には同社が独自に開発を行った「ファブリック・エックス」と呼ばれる新技術によって究極の軽量性と給水速乾性を兼ね備えているのだとか。
新ユニフォームを実際に身にまとった日本代表の山瀬功治(横浜M)は「軽さに驚きました。負担が少なくてプレーしやすいと思う」との感想を話し、なかなか好評なようです。
新ユニフォームを着用しての初試合は1月26日のチリ戦です。
かなり前から海外のサイトなどで画像が流通していたので、今更感は多少ありますが、何はともあれ正式発表です。
アディダスのサイトで新ユニフォームのモデルになっているのは中村俊輔、平山相太、家長昭博となっています。
代表チームというものは、その多くが母国の国旗の色をベースにしています。
ちなみに日韓W杯に出場した32カ国のうち、実に29カ国は自国の国旗の色をモチーフにしていました。
たとえばフランスの場合ですと、上着は青でパンツは白、ソックスは赤という感じでトリコロールです。
国旗の色とユニフォームの色が無関係なのは、実はイタリア、スロベニア、そして日本の3カ国だけだったんです。
イタリアの青色のユニフォームは、その昔、ローマ帝国時代において聖地を奪還した、強力な軍隊の象徴である十字軍の青い鎧をモチーフとしています。
スロベニアのユニフォームカラーは緑ですが、これは国土の山を表現しているのだとか。
なお、ブラジルの場合は、カナリア色がたまたま国旗にも採用されていますが、これはユニフォームの色とは関係がないそうです。
その昔、ブラジルが敗戦した際、ブラジル人がショックで心臓マヒにより数人死亡したことがあったんです。
そのときの悲劇の傷を癒してくれる「カナリア」色をユニフォームにも採用したことに由来しているのだそうです。
また、日韓W杯にこそ出場していませんでしたが、オランダのオレンジは「オレンジ公」に由来しています。
ところで、「サッカー日本代表のユニフォームは国旗の色ではなくてどうしていつも青色なのか」。
日本=青というのは昔からの伝統のようですが、明確な理由は分かっていません。
初のオリンピック参加となった1936年ベルリンオリンピックにおいて、青色のユニフォームを着用した日本代表が強豪スウェーデン代表を破るなどの活躍をしたからだともいわれています。
日本代表が初めてW杯予選に出場した1955年スイス大会予選の時も青のユニフォームが採用されていました。
現存する日本代表最古のユニフォームは、ベルリンオリンピック日本代表の際のものが秩父宮記念スポーツ博物館に保管されていて、その色はライトブルーです。
サッカーに限っては、実は日の丸カラーはそれほど縁起のいい色ではないんです。
1988年に横山ジャパンが誕生した際、日本代表フォワードだった前田治(横浜F)がモデルとなって、代表のユニフォームが赤色になったことを発表しました。
ユニフォームに日の丸カラーの「赤」を基調にしたこの頃は、それまで赤を使用していた韓国が青となったので、とても紛らわしくなっていたんです。
また国際大会での結果についても、バルセロナオリンピックや、イタリアW杯予選は、赤色のユニフォームで敗戦の連続。
そこで、90年代に入り、川淵チェアマン(現キャプテン)が強化委員長を兼任したとき、「日の丸に最も映えるのが青」という決断をし、今日のジャパンブルーが誕生したんです。
ちなみに、青地に炎のエンブレムをあしらったユニフォームに変更されて以降のコンセプトは、次の通りです。「青」・・・日本の国土を象徴する空と海の色、スピード感。
「白」・・・チームワークの信頼感、フェアプレー精神の象徴。
「赤」・・・炎、日の丸の赤、熱い血潮。
サッカーユニフォームに関する規定
サッカーユニフォームとは試合の際に着用するシャツ、あるいは試合用一式の着衣のことを指します。
ユニフォームはチーム内の全員が同じ物を着なくてはなりません。ゴールキーパーに関しては例外です。
パンツやストッキングも同じ物でないといけません。
サッカーの大会によって規定も違ってくるのですが、ユニフォームがしっかり揃っていないチームについては試合ができないこともあります。
規定が甘い場合だとチームシャツのカラーだけ揃っているならば試合ができることもありますが、基本的には大会のランクが高ければ高いほど厳しくなっていくようです。
また、ユニフォームは各チームともホーム用とアウェイ用との2種類のカラーのユニフォームを用意しています。どっちのチームがどのユニフォームを着用するかに関しては事前にクラブ間で打ち合わせがあって、そこで決定するのだとか。色が被ってはやりにくいですからね。
ちなみにプロの試合ではユニフォーム関連で次のような事例があったといいます。
ホームゲームだというのにアウェイのユニフォームを持ってきてしまい、カラーが対戦相手と見事にカブってしまいました。仕方なくサポーターからシャツを借り、背番号はテープで張りつけて、試合を行った
。
裁判に発展してしまったサッカーユニフォーム問題
サッカーのユニフォームが裁判にまで発展してしまったという事例を紹介してみます。
かつてサッカー日韓W杯にてカメルーンがノースリーブ型ユニフォームの着用を禁止されたということがありました。
今回の裁判もまたカメルーン関連です。
04年アフリカ選手権においてカメルーンが着用したワンピースタイプのユニフォームに対し、FIFAが禁止措置を取りました。
これを受けてカメルーンのユニフォーム担当のプーマは、200万ユーロを超える損害賠償を求めて、同年7月28日にFIFAを提訴しました。禁止通達を受けたカメルーンは、予選リーグで一度ワンピースタイプのユニフォームの使用をやめたが、決勝トーナメントで再度着用したことによって制裁を受けてしまいました。
制裁の内容は厳しいものになり、20万スイスフランの罰金、ドイツW杯予選にてカメルーンの勝ち点6剥奪でした。
なぜ一度やめた禁止ユニフォームを再度着用したかに関しては、カメルーンのサッカー協会の腐敗が囁かれています。例えば、協会の幹部がユニフォームを使用することでメーカーに対し金をせびったという説。
選手にW杯出場ボーナスを支払いたくないので、勝ち点剥奪のペナルティを想定し、W杯出場を意図的に不可能にした、といった説ですね。
しかし、FIFAも勝ち点の剥奪は一種のブラフだったようで、その後、罰金のみを残して処分は撤回されました。
サッカーユニフォームの素材について
店で売られているサッカーユニフォームの素材は、エアロクールは、ポリエステル100%の機能性に優れた素材です。
繊維の断面に4つのクローバー状の溝を持たせることによって表面積を拡げ、水分を素早く吸収し、拡散させることによって、優れた吸汗速乾性を実現しています。
運動時の発汗による不快感や吸収した水分によって体を冷やすことなどを防ぎ、さらに通気性にも優れているので、不必要な体温上昇を解消して、常時爽快な着心地を維持することができるんです。
また、繰り返し洗濯しても効果が継続するので、スポーツウェアに適した機能性素材といえます。
エアクロールを使用した生地について、
ピーキューは、高品質なユニフォーム全般に使用されています。
ハニカムは、ゴールキーパーのシャツやリバーシブルユニフォームなどに使用されています。
エアロクール・ティーアールは、吸汗速乾性に優れており、トレーニングウェア用に開発された生地になります。
2way(ツーウェイ)は、インナースパッツに使用されている伸縮性に優れたポリエステル・ナイロンの混紡素材です。
ストッキングにはナイロン、ポリエステル、綿アクリル、ポリウレタンの混紡素材を使用しています。
サッカーユニフォーム関連の書籍紹介
「Jリーグクラブ・歴代ユニフォーム完全カタログ」
これは、ありそうでなかったとう感じの本です。
各Jリーグクラブのユニフォームの変化について見ることができます。
Jクラブ全チームが網羅され(亡きフリューゲルスのも)、キャプションも詳しく、手のひらサイズなのもいいです。
また、ユニフォームのマイナーチェンジに関しても、簡潔ではありますがわかりやすく書かれています。
歴代のカタログだけあって、資料にはもってこいです。
ただ、残念な点は、ユニフォームのデザインやスポンサーのロゴはしっかりと描かれているんですが、番号が描かれてません。
番号の形も年によって変化があったりするのでその辺りも触れて欲しかったと思います。
背中の描写も欲しかったですね。
また、年によって3rdユニフォームを出しているチームもあるんですが、これら3rdユニフォームの細かい描写がない点も非常に残念でした。
あとは、所々スポンサーの色が異なっていたり、選手用ユニフォームとレプリカユニフォームの異なる点についての項目が間違いだらけだったり、細かいところで惜しい本です。
この完全カタログですが、東日本編と西日本編の二種類が発行されています。
現地でのサッカーユニフォーム購入のトラブル
危ないのは、値段が不自然に安い露天業者で、こういうところでは買わないのが無難です。
現地でサッカーのユニフォーム購入し、税関で偽物だと判断されると没収されます。偽物は日本に持ち込むことができないので、まず手元に戻ることはありません。
新聞やニュースで、税関で差し押さえられた偽物のユニフォームが公開されていましたが、これらはかなり精巧に作られています。例えば、わずかに異なる包装方法だったり、胸エンブレムの3本足のカラスの頭の形や目の色が微妙に違う日本代表のユニフォームなどです。
素人には分かりにくくても、税関職員は特徴を知っていますので、すぐに偽物だと見破られます。
偽物を大量に日本に持ち帰ってしまうと最悪逮捕されることもありますので、しっかりとしたお店で購入しましょう。
サッカーユニフォームの洗濯法
洗濯機に入れる前に、ユニフォームを裏返しにしてネットに入れる。
洗剤や洗濯レベルももなるべく弱くする。
乾燥機はユニフォームによくないので使用せず、裏返しにして、日干しは色が褪せてしまうので陰干しにする。アイロンがけの際はなるべく裏から当てる。表からの場合は、必ずあて布を使い、背番号やユニフォームの生地を傷めないようにする。生地には表と裏があり、表の生地(特にポリエステル)は、熱に弱いので要注意です。フロッキーの場合、何度も洗濯すると剥がれることがある。そのような場合、心配は不要で背番号の裏の糊は生きているので、あて布を行ってできるだけ短時間高圧のアイロンをあて、張り直す。